第2話 飲む理由
夫はアルコール依存症というほどではないと思っています。
連続飲酒、離脱症状は出ていない、でも体調を崩したり、いけないと思っても飲酒する人は、プレアルコホリズムが疑われると言います。夫はこの感じだと思ってます。
でも、先週2月19日の行動は、どうなんだろう・・・・。
隠れてまた飲んだ しかも泥酔するまで
彼は休日でお昼まで寝てましたが(わたしは在宅勤務)、起きてから気づいたら1時くらいに玄関で何かを割りました。それは透明な瓶に見えた。
焦った様子で片付ける夫。
何を割ったのか(ここ1か月ほどは隠れ飲酒の様子はなかったので、まさかお酒の瓶じゃないよねと思ったが)聞いた
何が割れたの??
昨日一緒に飲んだワインの瓶だよ
確かに前夜一緒にワインを飲んだ。 これは一緒に飲めば、隠れて飲まなくなるだろうと思ったから(一昨日、この行動はイネーブリングと呼ばれる飲酒を促す行動とわかりましたが、、、)映画を見ながら飲んだんだった。。
でも、そのワインは玄関に置いておいたりしてなかったけど・・・? ていうか、キッチンに今あるね。。
と思ったけど追究しなかった。
まさか、1か月前、さんざん親も入れて話し合いして、隠れて飲まない約束をしたのに、また隠れて飲むとは思いたくなかったし、実際思ってなかった。
でも、その1時間後、気づいたら彼は酔っぱらっていた。
彼は酔っぱらうと電話をかけまくることがある。両親は彼が酔っていると気づいた。それで
マイケル君、今、君と話しても意味がなさそうだから電話はまたあとにしよう?
と父は優しく諭していた。えらい父。
が、次々とマイケルは電話をかけまくっていた。自分の家族などにも。
うざい。
うざいし、ただただショックだった。
何度も話しても、変わらない。わたしは無力。お酒の方がわたしより強いのだ。
そこからは、マイケルを無視して仕事を続けて、6時くらいになった。
酔いも覚めた様子の彼。。
わたしは怒りが収まらなかったが、彼を責めるのを避けるつもりで、スーパーに買い出しに彼をおいて出かけた。
なのに怒りが沸々と出てきて、彼に電話した。
すると、酔いも覚めた状態だった彼なのに、完全な酔っ払いに戻ってた。つまり、わたしが家を出た後、また飲んだんだ。
酔っ払いの時の典型の状態の文句言い、わたしへの挑戦的な口調になっていた。
もう脱力した。。重ね飲みするなんて。陰で飲まないと約束したのは誰だったんだろう。なんで、そこまで、嘘をついたりできるんだろう。
帰ってみたら、座ってられないくらい泥酔していた。うっぷして倒れていた。
怒りがわかないほど。あきれた。
邪魔なので、別の部屋に連れて行って床に置いた。たおれてりゃーいいさ。
わたしは自分の夕食を食べた。
翌日になっても、話す気になれないので、話さずに終わった。
その翌日、口で話すと感情が収まらなそうだったので、パワーポイントでスライドで手紙を書いて、見せた。
休日だから飲みたい
彼の「飲酒の引き金」が分かれば、抑えることができるかもと思って考えてみたのだけど、わからなかったので本人に聞いてみようと思った。
何がお酒にあなたを駆り立てるの?なにキッカケで飲むの?
理由なんかないよ。
‥‥本によれば、アルコール依存症は確かに理由なく、欲望(脳が欲する)に駆り立てられるので理由はなく飲むけど、飲み始めるきっかけは何かしらあるはずとある。
何か理由があるはずだよ。この本にはそう書いてあって。この本は専門家が書いてるし・・・
・・・君はさ、僕をアル中扱いしたいんだろう?ああ、理由なんかないんだよ。飲みたい欲求があるから飲むんだよ。
怒らないでよ。法則を知りたいだけなんだけど。
法則なんかないんだって言ってるだろう。次の日休みとか、時間があると飲みたいなって思うんだよ。
時間があると飲みたい・・・ということは、割と常に飲んでることになっちゃうけど、飲んでないじゃない?同じ時間があるときでも、飲むときと飲まない時がやっぱりあるわけで・・・
だから、勘弁してくれよ。時間があったら飲みたい、これだけだよ。いつも飲んでればいいっていうのか?君が動揺しすぎなんだよ。お酒好きなら飲みたいとき飲みたいだろう?!
わたしもお酒好きだけど、いつも飲みたい、じゃないよ。。それに、隠れて飲まないという約束を反故にしてまで飲むには理由があると思ったんだよ。
ないって言ってるだろう!!!!!!!
こんな無用な会話になるわけです。
ああ、本によれば、無用な会話は途中でやめないとドツボにはまるってあったな。
ああ、本によれば、無用な会話は途中でやめないとドツボにはまるってあったな。
暴力を振るわれたことはないけど、ふるう人だったらこの辺りで何か物が飛んでくるのかもしれません。