彼とお酒とわたし

彼はアルコール依存症なのかと疑う妻の日記

第3話 7時に「もう寝るから」という彼からのメッセージは泥酔の証拠?

2月28日金曜の夜、夕方、夫から仕事中のわたしに電話が。

6時半くらい。

 

明日は仕事で早いからもう寝る支度する

 

これ、わたしにはとっても恐怖を呼ぶ話で、彼が泥酔しているとき、それをごまかしたくてなのか、非常に早い時間にベッドに入ろうとしたことが何度もあった。

 

またか・・・・まさか。

 

と思ったけど、彼の口調は酔っ払いのそれではない。

いずれにしても、早くお布団を敷かれては困る。

 

うちは、彼がわたしが住むマンションに引っ越ししてきたので、単身用の部屋で狭いため、ベッドを捨ててお布団生活にしてる。

彼が朝4時半に家を出る仕事生活なので、同じ時間に起こされてはわたしが体がもたないから、別の部屋でお布団をそれぞれ敷いて寝ていて、彼はキッチンリビングの方に寝てる。

つまり、彼がお布団を用意してしまうと、キッチンが使いづらくなる。音も立てづらいし。

なので、あまり早く寝られるのは迷惑。

 

まだ、寝ないでほしいんだけど

 

そう伝えると、

 

でも、僕は明日仕事で早いから

 

いや、毎日仕事で早いじゃん。せいぜい8時過ぎにしてほしい。お布団敷くのは。ああ・・・やだなあ、酔ってるんじゃないだろうな。。

 

と思って、やめようと思ってたのに、思わずまた言ってしまった。

 

飲んでるんじゃないよね?

 

彼が怒るキーワードなのに・・・・・・・

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案の定、彼の口調は怒り口調になって、電話は決裂。。。

 

後悔してチャットでメッセージを送った。口頭だと下出になれないけど、テキストだとなれるから不思議です。

 

ごめん。つい、前そうだったから言ってしまったけど、悪気はないし、責めてるつもりもないから。雰囲気悪くなりたくないから、後悔してます。ごめんなさい。

 

すると、彼から長文で「君はきっとまだ怒っているから疲れてるんだよ。ゆっくり過ごしてほしいから、外に行くよ」的なことが送られてきた。

 

ああ・・・・・・、また話がややこしくなった。困った。。どうしよう。

 

そう思いながら、家に着いてしまったので、どうするかも決めれていないうちにドアを開ける羽目になりました。

第2話 飲む理由

 夫はアルコール依存症というほどではないと思っています。

 

連続飲酒、離脱症状は出ていない、でも体調を崩したり、いけないと思っても飲酒する人は、プレアルコホリズムが疑われると言います。夫はこの感じだと思ってます。
 
でも、先週2月19日の行動は、どうなんだろう・・・・。
 

隠れてまた飲んだ しかも泥酔するまで


彼は休日でお昼まで寝てましたが(わたしは在宅勤務)、起きてから気づいたら1時くらいに玄関で何かを割りました。それは透明な瓶に見えた。
 
焦った様子で片付ける夫。

何を割ったのか(ここ1か月ほどは隠れ飲酒の様子はなかったので、まさかお酒の瓶じゃないよねと思ったが)聞いた
 
何が割れたの??
 
 
昨日一緒に飲んだワインの瓶だよ
 
 
確かに前夜一緒にワインを飲んだ。 これは一緒に飲めば、隠れて飲まなくなるだろうと思ったから(一昨日、この行動はイネーブリングと呼ばれる飲酒を促す行動とわかりましたが、、、)映画を見ながら飲んだんだった。。
 
でも、そのワインは玄関に置いておいたりしてなかったけど・・・? ていうか、キッチンに今あるね。。
 
と思ったけど追究しなかった。
まさか、1か月前、さんざん親も入れて話し合いして、隠れて飲まない約束をしたのに、また隠れて飲むとは思いたくなかったし、実際思ってなかった。
 
でも、その1時間後、気づいたら彼は酔っぱらっていた。

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酔っていると分かったのは、突然、わたしの両親に電話したから。そして呂律が回っていなかったから。
 
彼は酔っぱらうと電話をかけまくることがある。両親は彼が酔っていると気づいた。それで
 
マイケル君、今、君と話しても意味がなさそうだから電話はまたあとにしよう?
 
と父は優しく諭していた。えらい父。
 
が、次々とマイケルは電話をかけまくっていた。自分の家族などにも。
 
うざい
 
うざいし、ただただショックだった。

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何度も話しても、変わらない。わたしは無力お酒の方がわたしより強いのだ
そこからは、マイケルを無視して仕事を続けて、6時くらいになった。
酔いも覚めた様子の彼。。
 
わたしは怒りが収まらなかったが、彼を責めるのを避けるつもりで、スーパーに買い出しに彼をおいて出かけた。

なのに怒りが沸々と出てきて、彼に電話した。
 
 
すると、酔いも覚めた状態だった彼なのに、完全な酔っ払いに戻ってた。つまり、わたしが家を出た後、また飲んだんだ。
酔っ払いの時の典型の状態の文句言い、わたしへの挑戦的な口調になっていた。
 
 
もう脱力した。。重ね飲みするなんて。陰で飲まないと約束したのは誰だったんだろう。なんで、そこまで、嘘をついたりできるんだろう。

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帰ってみたら、座ってられないくらい泥酔していた。うっぷして倒れていた。
怒りがわかないほど。あきれた。
 
邪魔なので、別の部屋に連れて行って床に置いた。たおれてりゃーいいさ。
 
わたしは自分の夕食を食べた。
 
翌日になっても、話す気になれないので、話さずに終わった。
 
その翌日、口で話すと感情が収まらなそうだったので、パワーポイントでスライドで手紙を書いて、見せた。
 

休日だから飲みたい

 

彼の「飲酒の引き金」が分かれば、抑えることができるかもと思って考えてみたのだけど、わからなかったので本人に聞いてみようと思った。 
 
何がお酒にあなたを駆り立てるの?なにキッカケで飲むの?
 
 
理由なんかないよ。
 
 
‥‥本によれば、アルコール依存症は確かに理由なく、欲望(脳が欲する)に駆り立てられるので理由はなく飲むけど、飲み始めるきっかけは何かしらあるはずとある。
 
 
何か理由があるはずだよ。この本にはそう書いてあって。この本は専門家が書いてるし・・・

・・・君はさ、僕をアル中扱いしたいんだろう?ああ、理由なんかないんだよ。飲みたい欲求があるから飲むんだよ。

怒らないでよ。法則を知りたいだけなんだけど。
 
法則なんかないんだって言ってるだろう。次の日休みとか、時間があると飲みたいなって思うんだよ。
 
時間があると飲みたい・・・ということは、割と常に飲んでることになっちゃうけど、飲んでないじゃない?同じ時間があるときでも、飲むときと飲まない時がやっぱりあるわけで・・・
 
だから、勘弁してくれよ。時間があったら飲みたい、これだけだよ。いつも飲んでればいいっていうのか?君が動揺しすぎなんだよ。お酒好きなら飲みたいとき飲みたいだろう?!
 
わたしもお酒好きだけど、いつも飲みたい、じゃないよ。。それに、隠れて飲まないという約束を反故にしてまで飲むには理由があると思ったんだよ。

ないって言ってるだろう!!!!!!!
 
 
こんな無用な会話になるわけです。
ああ、本によれば、無用な会話は途中でやめないとドツボにはまるってあったな。
暴力を振るわれたことはないけど、ふるう人だったらこの辺りで何か物が飛んでくるのかもしれません。
 

第1話 彼とお酒の関係

marufuchangと申します。

 今日初めて、アルコール依存症の家族のためのグループに参加してきました。

ご存じの方もいると思いますけど、アルコール依存症は本人だけの病気ではなく、家族全体を巻き込んで苦しめるものです。わたしも巻き込まれています。深刻かどうかというと、重度の依存ではないものの巻き込まれています。

時々、心が折れそうになります。それで、くじけないようにこのブログを始めることにしました。

 

まずは自己紹介を兼ねて、夫とアルコールの関係から思い出したいと思います。

 

夫とアルコールの関係に気づいたのは交際当初

それを始めてみたのは交際を始めてすぐの頃。

わたしたちは日本と彼の母国との国際遠距離恋愛カップルだったので、頻繁にSkypeなどでビデオチャットしていたのだけど、ある日ビデオに映る彼の視線がおかしい。

姿勢も変。

 

眼が非常にうつろで、しかも、ちょっと攻撃的。姿勢は前傾。

 

どうしたの?と聞くと、「気分が悪いだけだよ。ちぇ!」こんなトーンの返事でした。

 

いつもとてもジェントルマン彼なのでその時は、機嫌が悪いのかなと思っていた。後で数回こういうことがあって、彼の母国へ会いに行ったときもあって、追及したらお酒を飲んでいたことが分かりました。

 

いろいろ家族間で嫌なことがあって、憂さ晴らしにたまにすごく飲んでしまう、というような感じだったので、憂さ晴らしなら仕方ないけど、お昼間から、1人で飲むのはやめた方がいいとアドバイスしました。

 

お酒じゃない、他のもの、例えばチョコレートとかを口にしなよと。

 

そのあと、二人で旅行中に、いつの間にかあったお酒がなくなっているなど「隠れて飲む」ことが何度もあり、これは少々普通の酒飲みとは違うと思いました。

 

わたしもお酒は好きで、周りにも大酒のみ入るけど、1人で泥酔する人はいない。

 

彼はホテルに勤めていて、ホテルの寮にいる頃、大酒のみの友達たちと毎晩飲み明かしたことがあるとかで、そこからお酒をよく飲むようになって、ホテルをやめた後毎日一人で飲むようになったと言ってました。

結婚してからは月に1回弱程度泥酔

2年前に結婚してすぐ、3週間おきくらいに、彼が泥酔するのを見るようになりました。わたしと彼は生活時間帯がちょっと違ってしまっていて、彼は早朝仕事に行きお昼には戻ってきて、わたしの帰宅する7時半くらいまで一人です。

 

帰宅すると、様子がおかしくなってるということが起きたんです。つまり午後に一人で飲んでるわけ。

あと、二人で休日に過ごしていて、ふと気づくと、あったはずのワインがなくなっているということとかもあったな。

 

その時は依存症というものが分かっていなかったので、泥酔気味の彼に「隠れて飲まない」という約束を守らないことで、怒りをぶつけまくりました。ワインをぶっかけたこともあるし、1回は家出もしました。

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ついにお医者へいくも離脱

わたしも半年くらいで疲れ果て、彼と本気の話し合いをしました。そしては自分は依存症じゃないが、わたしがどうしてもというからと渋々お医者さんに行ってくれました。

でも、本人が納得していないので、数か月で行くことをやめてしまいました。

わたしもお灸をすえるくらいのつもりで連れて行ったので、もうこれでやめてくれるだろうと思って、無理強いをしませんでした。

 

長くなるので、いったん今日はここまでにしようと思います。